【結論】5月・6月・7月と、時期によって目のかゆみの原因となるイネ科植物は移り変わります。5月はカモガヤ、6月はオオアワガエリ、7月にかけてはこれらが混在しつつ飛散量がピークを迎えるため、「春の花粉症は終わったはずなのに目がかゆい」という状態が初夏を通じて続くことがあります。原因植物の違いを知り、時期に応じた対策と、体の内側から整える腸内環境ケアを組み合わせることが、つらい目のかゆみを乗り切る鍵になります。
検証:菊正宗酒造 乳酸菌研究開発チーム
研究成果一覧(LK‑117等)
菊正宗酒造総合研究所
「スギ・ヒノキの花粉シーズンは終わったはずなのに、5月になっても6月になっても目のかゆみが治らない」——そんな経験はありませんか。実はこれ、春の花粉症の"後遺症"ではなく、時期ごとに異なるイネ科植物の花粉が原因であることがほとんどです。
イネ科の花粉症についてはこちら(夏の花粉症の特徴と予防対策)で全体像を解説していますが、本記事では特に「目のかゆみ」という症状にしぼり、5月・6月・7月で原因植物や症状の出方がどう変わるのかを、月別に詳しく見ていきます。
5月:スギ・ヒノキ花粉症の"延長"と勘違いしやすい時期
5月に入ると、道端や河川敷で「カモガヤ」の飛散が始まります。カモガヤは背丈が低く身近な場所に生えているため、意識しないまま近づいて症状が出るケースが多いのが特徴です。スギ・ヒノキ花粉症の症状が長引いていると勘違いされやすい時期でもあります。
6月:オオアワガエリ・カモガヤが本格化
6月は「オオアワガエリ」の飛散がピークを迎え、カモガヤも引き続き飛散します。梅雨入り前の晴れた日は飛散量が特に多くなる傾向があり、目のかゆみに加えて充血の症状が強く出やすい時期です。
7月:飛散量ピークと梅雨時の目のトラブル
7月にかけてもイネ科の飛散は続きます。梅雨の合間の高温・多湿な日は、花粉に加えてハウスダストやカビも目の症状を悪化させる要因になるため、複合的な対策が必要な時期です。
腸内環境と目のかゆみの関係
目のかゆみなどのアレルギー症状は、免疫バランスの乱れと関係しています。腸には全身の免疫細胞の6割以上が集中しているとされ、腸内環境を整えることは、季節を問わず免疫バランスを整える土台づくりとして意識する価値があります。
花粉症と乳酸菌の関係については、以下も参考になります。
▶ 花粉症と乳酸菌まとめ|腸内環境から考える新しい対策法
月を問わずできる基本対策
- メガネ・マスクの着用:花粉との接触を物理的に減らす
- 帰宅後の洗顔・目のうがい:付着した花粉を早めに洗い流す
- 草むらに近づかない:カモガヤ・オオアワガエリは身近な草地に多い
- 免疫バランスを整える生活習慣:睡眠・食事・腸内環境のケアを継続する
FAQ:よくある質問
- 5月なのにまだ目がかゆいのはなぜですか?
- スギ・ヒノキ花粉症の延長ではなく、5月から飛散が始まるカモガヤなどイネ科植物の花粉が原因の可能性が高いです。
- 6月は花粉症が少ない時期ではないのですか?
- スギ・ヒノキと比べると認知度は低いですが、6月はオオアワガエリなどイネ科植物の飛散がピークを迎える時期で、目のかゆみや充血の症状が出やすい時期です。
- 7月も花粉症対策は必要ですか?
- はい。イネ科の飛散は7月にかけても続くため、引き続き対策が必要です。梅雨時期はハウスダストやカビの影響も重なりやすいため、複合的なケアを意識しましょう。
- 月によって原因の植物が違うのはなぜですか?
- イネ科にはカモガヤ、オオアワガエリ、ハルガヤなど複数の種類があり、それぞれ飛散のピーク時期が異なるためです。時期によって主な原因植物が入れ替わりながら、初夏を通じて症状が続くことがあります。
- 目のかゆみに乳酸菌は効果がありますか?
- 乳酸菌そのものが治療薬になるわけではありませんが、免疫バランスを整えるサポートとして、腸内環境を意識した生活習慣の一つに取り入れる価値はあると考えられています。
まとめ
5月・6月・7月と、目のかゆみの原因となるイネ科植物は移り変わりながら、初夏を通じて症状が続くことがあります。「春の花粉症が長引いている」と思い込まず、時期に応じた植物の違いを知ることで、より的確な対策が取れるようになります。外側からの対策と合わせて、腸内環境を整える生活習慣も日頃から意識しておきましょう。
夏の花粉症全般については、以下にて詳しく説明しています。
5月なのに目がかゆい!?夏の花粉症の特徴と予防対策
本記事は研究結果や一般的な知見をもとにした情報提供を目的としており、医療行為や治療を目的としたものではありません。症状がある場合は医師や専門家にご相談ください。









