【記事の監修者】
菊正宗酒造乳酸菌研究開発チーム
本記事は「菊正宗酒造乳酸菌研究開発チーム」による監修のもと作成されています。当チームは、神戸大学との共同研究や日本生物工学会 技術賞受賞研究を基盤に、乳酸菌と腸内環境・免疫の関係を継続的に検証しています。
【研究開発に携わる専門家】
米由来乳酸菌「LK-117」の研究開発には、大阪青山大学 教授(神戸大学 名誉教授)水野 雅史 先生が関わっています。水野先生は、日本生物工学会「生物工学技術賞」、日本食品科学工学会「学会賞」を受賞されています。
詳しい研究実績:[大阪青山大学 教員紹介] / [researchmap]
【研究の根拠】
乳酸菌・発酵食品については、期待できる点と、まだ分かっていない点の両方を正確に伝えることが重要と考えています。
研究の詳細:研究成果一覧(学会発表・論文)
※本記事は治療を目的としたものではありません。
基本:赤ちゃんは母乳・ミルクが栄養の中心
生後約5〜6か月ごろまで、赤ちゃんの栄養の中心は母乳または粉ミルクです。健康な赤ちゃんは、乳酸菌を特別に追加しなくても、日々の栄養で腸内環境が作られていくと考えられています。
- 母乳には、赤ちゃんの腸内環境に関わるとされるオリゴ糖(ヒトミルクオリゴ糖)などが含まれています。
- 一部の粉ミルクには、乳酸菌・ビフィズス菌やオリゴ糖が配合されている商品もあります(商品の成分表示を確認してください)。
- 便の回数・色・かたさには個人差があり、機嫌がよく体重が順調に増えていれば、あまり心配しなくてよいことが多いです。
ヨーグルトはいつから?
ヨーグルトは、離乳食が始まり、いくつかの食材に慣れてから与えるのが基本です。
- 無糖のプレーンヨーグルトを選ぶ(加糖・果肉入りは糖分が多い)
- ひとさじなど少量から始め、アレルギー症状(じんましん・嘔吐・下痢・咳など)が出ないか確認する
- 体調のよい日、平日の午前中など、すぐに受診できる時間帯に試す
- 具体的な開始時期・量は、離乳食の進み具合に合わせて、母子健康手帳・乳幼児健診・かかりつけの小児科、自治体の離乳食の相談で確認する
離乳食の進め方の全体像は、厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」が基本となります。
乳酸菌サプリ・乳酸菌飲料は?
- 乳酸菌サプリ:月齢・体質・服薬状況によって異なるため、与える前に小児科に相談してください。乳児用として販売されている商品でも、自己判断で与える前に確認すると安心です。
- 乳酸菌飲料:糖分を含む商品が多く、乳児には基本的に不要です。水分は母乳・ミルク(離乳期は白湯・麦茶など)で補います。
- 早産児・低出生体重児・重い病気や免疫に問題のある赤ちゃん:プロバイオティクスの使用は、医師の判断が必要です。自己判断で与えないでください。
乳酸菌製品を摂りすぎた場合の注意点は、幼児が乳酸菌を摂りすぎたら?ヨーグルト・飲料の量と注意点で解説しています。
牛乳アレルギーが心配なとき
- ヨーグルトは乳製品です。家族にアレルギーがある、湿疹が強いなどの場合は、与える前に小児科で相談してください。
- 与えたあと、じんましん・顔の腫れ・嘔吐・下痢・咳・ぜいぜい・ぐったりが出たら、すぐに中止して受診してください(息苦しさ・意識がぼんやりしている場合は救急要請を)。
- 牛乳アレルギーと乳酸菌については牛乳アレルギーでも飲める乳酸菌サプリの選び方をご覧ください。
FAQ:よくある質問
- 赤ちゃんに乳酸菌はいつから与えていいですか?
- 健康な赤ちゃんは、母乳や粉ミルクが栄養の中心で、乳酸菌を特別に与える必要はありません。ヨーグルトは離乳食が始まって食事に慣れてから、無糖のプレーンヨーグルトを少量から与えるのが基本です。
- ヨーグルトは何か月から食べさせていいですか?
- 離乳食の進み具合や赤ちゃんの体調によって異なります。離乳食が始まり、いくつかの食材に慣れてから、無糖のプレーンヨーグルトを少量から。具体的な時期や量は、小児科や乳幼児健診で確認してください。
- 赤ちゃんに乳酸菌サプリを飲ませても大丈夫ですか?
- 月齢・体質・服薬状況によって異なるため、与える前に小児科に相談してください。早産児や重い病気・免疫に問題がある赤ちゃんは、医師の判断が必要です。
- 乳酸菌飲料は、赤ちゃんに与えてもいいですか?
- 糖分を含む商品が多く、乳児には基本的に不要です。水分は母乳・ミルク、離乳期は白湯や麦茶などで補ってください。
- 赤ちゃんの便秘に乳酸菌は効きますか?
- まず授乳・水分・離乳食の内容を確認してください。血便、嘔吐、発熱、体重が増えにくい、お腹が張って苦しそうなどの場合は、乳酸菌で対処せず小児科に相談してください。
- ヨーグルトでアレルギーが出たらどうすればいいですか?
- じんましん・嘔吐・下痢・咳・ぜいぜいなどが出たら、すぐに中止して受診してください。息苦しさや意識がぼんやりしている場合は、救急要請を。