【結論】風邪のとき、食べられそうならヨーグルトを食べてもかまいません。のどごしがよく、水分・たんぱく質を少しずつ補えます。ただし冷たすぎるとお腹を冷やすことがあるため常温に少し置く、下痢・嘔吐があるときは無理に食べない、加糖タイプは糖分に注意、が目安です。ヨーグルトで風邪が早く治るという根拠はなく、休養と水分補給が基本です。
検証:菊正宗酒造 乳酸菌研究開発チーム
研究成果一覧(LK‑117等)
菊正宗酒造総合研究所
本記事は「乳酸菌・プロバイオティクス完全ガイド|効果・選び方・安全性」の詳細解説です。
「熱があるけど、ヨーグルトなら食べられそう」「風邪のときに乳製品はよくないって本当?」——体調が悪いときほど、何を食べればいいか迷うものです。
この記事では、症状別のヨーグルトの食べ方と注意点を整理します。風邪の予防については子供の風邪対策に『腸活』が欠かせない理由で解説しています。
体調不良の日の「食べやすさ」を優先する
体調を崩した日は、栄養を完璧にそろえるより、食べられるものを少しずつとることが大切です。ヨーグルトは、スプーンひとさじから量を調整しやすく、のどごしがよいのが利点です。
冷蔵庫から出してすぐの冷たさが気になる場合は、10分ほど常温に置く、はちみつの代わりにバナナをつぶして混ぜるなど、食べやすい形に工夫しましょう(はちみつは1歳未満の赤ちゃんには与えないでください)。
症状別:ヨーグルトの食べ方
| 症状 | 食べ方の目安 |
|---|---|
| 発熱・食欲がない | 食べられるなら少量から。水分補給を優先する |
| のどが痛い | なめらかで食べやすい。冷たさがしみる場合は常温に少し置く |
| 下痢がある | 無理に食べない。水分補給を優先し、落ち着いてから少量で様子を見る(乳酸菌で下痢になるのはなぜ?原因・やめる判断を専門的に解説) |
| 吐き気・嘔吐がある | 食べずに、少量ずつの水分補給を優先する |
| 回復期 | 普段の食事に戻す途中の一品として使いやすい |
食べるときの注意点
- 加糖タイプ・ドリンクタイプは糖分が多いため、量を控えめに
- 抗菌薬(抗生物質)を処方された場合は、乳製品との飲み合わせを薬剤師に確認する
- 乳アレルギーがある場合は与えない(乳の表示に惑わされない!乳酸菌の選び方)
- 「乳製品を食べると痰が増える」と感じる人もいますが、はっきりした根拠は示されていません。気になる場合は控えてかまいません
子どもに与えるときのポイント
- 無糖ヨーグルトに、つぶしたバナナなどで甘みを足す
- 水分がとれているか(おしっこの回数・量)を優先して確認する
- ぐったりしている、水分がとれない、呼吸が苦しそう、などのときはすぐに受診する
子どもの風邪と腸内環境についてはインフルエンザ!子どもの「免疫」を腸から育むもご覧ください。
FAQ:よくある質問
- 風邪のときにヨーグルトを食べてもいいですか?
- 食べられそうなら食べてかまいません。のどごしがよく、水分やたんぱく質を少しずつ補えます。ただし下痢や嘔吐があるときは無理に食べず、水分補給を優先してください。
- ヨーグルトを食べると風邪が早く治りますか?
- ヨーグルトで風邪が早く治るという根拠は示されていません。休養と水分補給が基本で、ヨーグルトは食べやすい一品として取り入れましょう。
- 熱があるとき、冷たいヨーグルトは避けたほうがいいですか?
- 冷たさでお腹が冷えるのが気になる場合は、10分ほど常温に置いてから食べるとよいでしょう。
- 風邪で抗生物質を飲んでいるときにヨーグルトを食べてもいいですか?
- 食べること自体は一般的に問題ないとされますが、薬の種類によっては乳製品と時間をあける必要があるものもあります。処方時に薬剤師に確認してください。
- 子どもが風邪のとき、ヨーグルトは何歳から与えられますか?
- 普段から食べている量であれば、体調に合わせて与えてかまいません。離乳期の乳児の場合は、普段の離乳食の進み具合に合わせ、迷う場合は小児科に相談してください。
まとめ
風邪のとき、ヨーグルトは食べられそうなら少量ずつ取り入れてかまいません。冷たさ・糖分に注意し、下痢・嘔吐があるときは水分補給を優先しましょう。ヨーグルトで早く治るわけではないため、休養を第一に、症状が重い・長引く場合は医療機関を受診してください。
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本記事は研究結果や一般的な知見をもとにした情報提供を目的としており、医療行為や治療を目的としたものではありません。症状が続く場合や、気になる症状がある場合は医師・専門家にご相談ください。
