【記事の監修者】
菊正宗酒造乳酸菌研究開発チーム
本記事は「菊正宗酒造乳酸菌研究開発チーム」による監修のもと作成されています。
【研究の根拠】
LK-117はプロバイオティクスとしての整腸作用に加え、バイオジェニックスとしての免疫調整機能を持つことが研究で示されています。
研究の詳細:研究成果一覧
※本記事は治療を目的としたものではありません。
3つの言葉の意味
プロバイオティクス:善玉菌そのもの
「プロバイオティクス」とは、適切な量を摂取することで人の健康に良い影響を与える生きた微生物のことです。乳酸菌やビフィズス菌などが代表例です。
プレバイオティクス:善玉菌のエサ
「プレバイオティクス」とは、大腸に生息する善玉菌のエサとなり、その増殖を助ける食品成分のことです。食物繊維やオリゴ糖などが代表例です。
シンバイオティクス:両方を組み合わせる
「シンバイオティクス」とは、プロバイオティクス(善玉菌)とプレバイオティクス(そのエサ)を同時に摂取する考え方です。善玉菌を摂るだけでなく、そのエサとなる成分も一緒に摂ることで、より効果的に腸内環境をサポートできると考えられています。
この考え方は、国際プロバイオティクス・プレバイオティクス科学会(ISAPP)が2020年に発表した国際コンセンサス定義で整理されており、「相補的(善玉菌とそのエサを個別に選び組み合わせる)」「相乗的(特定の菌がより利用しやすいエサを組み合わせて設計する)」の2種類に分類されることが示されています(ISAPP consensus statement, Nature Reviews Gastroenterology & Hepatology, 2020)。
バイオジェニックスとの違い
これらとは別に、「バイオジェニックス」という考え方もあります。これは生菌・死菌を問わず、菌体成分そのものが腸管免疫などに直接作用する機能を指します。
生きた乳酸菌・死菌の違いについては、以下の記事も参考になります。
▶ 生きた乳酸菌とは?加熱殺菌・死菌との違いを解説
FAQ:よくある質問
- プロバイオティクスとプレバイオティクスの違いは何ですか?
- プロバイオティクスは乳酸菌などの善玉菌そのものを指し、プレバイオティクスはその善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などの成分を指します。
- シンバイオティクスとは何ですか?
- プロバイオティクス(善玉菌)とプレバイオティクス(そのエサ)を同時に摂取する考え方です。両方を組み合わせることで、より効果的な腸内環境サポートが期待できるとされています。
- プレバイオティクスにはどんな食品がありますか?
- 食物繊維を多く含む野菜・海藻・豆類、オリゴ糖を含む玉ねぎ・バナナなどが代表的です。
- プロバイオティクスとプレバイオティクスは一緒に摂った方がいいですか?
- 一律の決まりはありませんが、善玉菌とそのエサを組み合わせて摂る「シンバイオティクス」の考え方は、腸内環境を整えるうえで理にかなったアプローチとされています。
- シンバイオティクスには種類があるのですか?
- 国際的な学術団体ISAPPの2020年のコンセンサス定義では、善玉菌とそのエサを個別に選んで組み合わせる「相補的シンバイオティクス」と、特定の菌がより利用しやすいエサを設計して組み合わせる「相乗的シンバイオティクス」の2種類に整理されています。