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子どもの便秘を見逃さないために!大人の便秘との違いについて

    子どもの便秘を見逃さないために!大人の便秘との違いについて

    子どもの便秘を見逃さないために!大人の便秘との違いについて

    By 菊正宗酒造乳酸菌研究開発チーム | 乳酸菌の美容と健康 | 0 comment |

    公開日: 2020年10月25日
    更新日: 2026年02月14日

    【結論】子どもの便秘は大人と原因や症状が異なり、直腸に便が溜まりやすいなど特有の特徴があります。慢性化すると直腸の感覚が鈍り悪循環に陥るため、早めの生活習慣・食生活の改善が重要です。具体的には、水分・食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌の摂取と排便習慣づけが基本で、親が毎日の排便を観察し、楽に出せる環境を整えることが予防につながります。必要に応じた医療機関への相談も検討しましょう。

    検証:菊正宗酒造 乳酸菌研究開発チーム
    研究成果一覧(LK‑117等)
    菊正宗酒造総合研究所

    「毎日出ているから大丈夫」と思っていませんか?子どもの便秘は、大人とは異なるメカニズムで進み、放置すると「便秘の悪循環」に陥る可能性があります。本記事では、専門医のガイドラインに基づいた正しい知識と具体的な対策を解説します。

    小児慢性機能性 診療ガイドライン

    菊正宗酒造 乳酸菌研究開発チーム

    【記事の監修者】
    菊正宗酒造乳酸菌研究開発チーム

    本記事は「菊正宗酒造乳酸菌研究開発チーム」による監修のもと作成されています。
    当チームは以下のような研究実績を基盤に、腸内環境・乳酸菌・免疫応答の関係を継続的に検証しています:
    ・ 神戸大学共同研究(アレルギー抑制モデル etc)
    ・ 日本生物工学会 技術賞受賞研究

    【研究開発に携わる専門家】

    米由来乳酸菌「LK-117」の研究には、神戸大学 名誉教授であり 微生物学・生物工学の分野で多くの実績を持つ 水野 雅史 先生 が関わっています。

    【研究の根拠】

    乳酸菌の整腸作用は多くの研究で報告されており、腸内環境の改善や腸の動きを整える働きが示されています。また、酒粕由来成分が腸クロム親和性細胞のセロトニン産生を促進することが報告されており、腸のリズムや便通に関わる可能性が示唆されています。

    研究の詳細は以下にまとめています:
    研究成果一覧(学会発表・論文)

    ※研究結果には限界があり、すべての方に同じ作用が得られるわけではありません。本記事は治療を目的としたものではありません。

    知っておきたい「子どもの便秘」の新常識

    大人と子供の便秘の違い

    実は、子どもと大人では、便秘の状況が全然違います。一般的に、大人は直腸の手前のS状結腸という場所に便が溜まりますが、子どもは肛門のすぐ手前の直腸に便が溜まります。

    胃と腸の構造
    胃と腸の構造

    一時的に起こる急性の便秘は、一度硬い便や塊の便が出ると治ることがほとんどで、強い薬を使わずに様子を見ても1週間くらいで便が出るので良くなることが多いです。しかし、それが1カ月以上も続くと、直腸が変化して慢性化してしまいます。

    便秘を悪化させる「恐怖のサイクル」

    直腸は本来、ぺちゃんこの状態ですが、そこに便が下りてきて直腸の壁を押し広げると、その信号が脳に伝わり便意を感じて排便が起こります。これが本来の排便です。

    しかし、直腸にいっぱい便が溜まった状態が続くと、直腸の壁が伸びてぶかぶかになってしまいます。ぶかぶかになると1日くらいの便が溜まった程度では壁が押し広げられないため、信号が脳に送られません。いっぱい便が溜まった状態になってやっと便意が起こるようになるため、排便が大変になります。

    こうなってしまうと、子どもは苦しいから排便するのが嫌になって我慢し、我慢することでますます便が溜まってしまうという、悪循環に陥ってしまいます。診療ガイドラインでは、このような状態が1~2カ月続くと、慢性便秘症(慢性機能性便秘症)と診断するとされています。

    • 痛み: 硬い便を出すときに痛みを感じる。
    • 我慢: 痛みを恐れて、便意があってもお尻を締めて我慢(排便制止)するようになる。
    • 巨大化: 溜まった便から水分が吸収されてさらに硬くなり、直腸が伸びて感度が低下。ますます便意を感じなくなる。
    • 悪化: 便が出なくなり、排便時に裂肛(お尻が切れる)を起こし、さらに痛みを恐れて我慢する。

    このサイクルを断ち切るには、家庭での工夫だけでなく、医療機関での「便塊除去(たまった便を出す処置)」が必要になることもあります。

    子どもの便秘の治療法は?

    直腸で詰まってしまっている便は、詰まりを取る必要があるので、飲み薬や浣腸などを使用しますが、便秘の治療の基本は、基本は食生活と生活環境を整えることです。

    また、慢性化して直腸の壁がぶかぶかになっている場合は、一度全部出してから維持治療が行われます。具体的には、少量の薬を飲み続けたり、排便が楽にできるようになるまで浣腸を毎日続けたりします。最終的に自分で毎日楽に排便できるようになることが目標ですが、2~3週間で治る子もいれば、数カ月~数年かかる子もいます。

    赤ちゃんの便秘の対処法と受診の目安

    2~3日排便がない場合は、綿棒で肛門を刺激します。綿棒の先にワセリンなどを付けて、肛門に入れてくるっと回します。それでも排便がなく、4~5日排便がない場合は、医師に相談した方がいいです。また、2~3日の便秘でも、機嫌が悪かったり、お腹が張っていたり、出口に便があるのに出せなくて苦しんでいるような時も、医師に相談してみましょう。

    健常乳幼児における排便状態の変化と便秘

    子どもの便の状態を確認する目安

    子どもの便秘の慢性化を予防するためには、日頃から親がしっかりと子どもの排便をチェックすることがとても大切です!毎日便が出ているか、楽に排便できているか、トイレに居る時間が長すぎないかなどチェックするようにしましょう。

    • 硬い便が集まったソーセージ状の便が出る
    • ウサギの糞のようなコロコロとした便が出る
    • 茶色や黒ずみがあり、便の表面にひび割れがある
    • きつい悪臭がする
    • 週に1回しか便が出ない
    • 排便時に痛みや出血がある

    特に排便の回数が週2回以下という状態が3ヶ月以上(乳児の場合は1ヵ月以上)続いていたり、週に3回以上であっても排便時に痛みを伴うような場合は便秘と判断されます。

    家庭でできる4つのアプローチ

    どんな子どもでも生まれたときから便秘だったわけではありません。最初はすごく軽度だった便秘が、気づかずに繰り返されることで重症化していきます。

    ガイドラインでは、以下の生活・排便習慣の改善が推奨されています。

    • 食後のトイレ習慣: 便意がなくても、胃結腸反射が起きやすい「食後」にトイレに座る習慣をつけましょう。
    • トイレットトレーニングの注意: 無理に急がせたり、失敗を叱ったりすることはストレスになり、便秘を悪化させます。
    • 水分より食物繊維: 脱水でない限り、水分を多量に飲ませても便秘の改善にはあまり関係ありません。野菜や果物などの食物繊維を意識しましょう。
    • 薬物療法を怖がらない: 生活習慣だけで改善しない場合は、医師の指導のもと、便を柔らかくする薬を長期間(数ヶ月単位で)使用することが治療の近道です。

    意外に子どもの便秘の原因で多いのが「トイレ嫌い」です。小学生くらいの子どもに共通する悩みで、「学校でウンチができない」というもの。ウンチをすることで友達にからかわれたりすることで、排便のタイミングを逃して便秘になってしまうのです。これには、小さい頃から親が子どもに「ウンチは健康にとって大切なもので、恥ずかしいことではない」ということをしっかりと教えることが重要になります。子どもの便秘予防で大事なのは、「ウンチがしたいと思ったらすぐにする」を習慣づけることです。

    子どもの便秘を予防する食生活

    子どもの便秘を予防するためには、いい便を作る食生活も大切です。子どもは、大人と同じように食事を始めるようになると、腸内細菌の数は急激に増え、悪玉菌の数も増え大人と同様に便秘が起こる可能性がでてきます。

    そのため、腸内環境を整える食生活が便秘の予防に繋がります。食生活で意識したいことには、以下のことがあります。

    • オリゴ糖を摂る
    • 乳酸菌を摂る
    • 食物繊維を摂る
    • 水分を摂る

    オリゴ糖や乳酸菌は、腸内で善玉菌のエサになって善玉菌の活動を活発にしてくれます。また、食物繊維は腸内の毒素などと絡まって、かさを増すことで便となり排泄を促してくれます。食の欧米化が進んだ現代の食事では不足しがちな食物繊維は、意識して積極的に摂取する必要があります。

    そして、大切なのが水分です。子供は代謝が激しく、運動量も多いため水分不足の状態になりやすく、不足した水分を補おうとして、便から水分を吸収してしまうので、便が固くなり便秘になりやすくなります。朝起きたら、コップ1杯の水分を摂る習慣をつけてあげましょう。

    FAQ:よくある質問

    水分をたくさん飲ませていますが治りません。なぜ?
    実は、子どもの便秘と水分摂取量には密接な関係がないことがわかっています 。極端な不足は良くありませんが、無理に飲ませるよりは、食物繊維の摂取や排便習慣の見直しが効果的で。
    浣腸を癖になりませんか?
    溜まった便を取り除くための浣腸は、治療の第一歩として重要です。出口が詰まったままでは、どんな対策も効果が出ません。医師の判断のもとで行う浣腸が癖になって腸が動かなくなることはありませんので、安心してください。
    いつ病院へ行くべきですか?
    「痛がって泣く」「お腹がパンパンに張っている」「嘔吐がある」といった症状は要注意です。また、1ヶ月以上便秘が続いている場合は「慢性便秘症」の可能性があるため、早めに小児科を受診しましょう。

    まとめ:子どもの便秘対策、親が知っておくべきこと

    子どもの便秘は、単なる体質や一時的な不調ではなく、早期の適切な介入が必要な「疾患」として捉えることが大切です。

    まず、「毎日出ている=便秘ではない」という誤解を解く必要があります。週に2回以下の排便はもちろんですが、たとえ毎日出ていても、排便時に痛がったり、便が硬くてコロコロしていたり、下着に便が漏れ出したりする状態(遺糞症)は、治療が必要な便秘症のサインです。

    子どもの便秘が慢性化する最大の原因は、排便時の痛みからくる「恐怖心」と「我慢」にあります。一度痛い思いをすると、子どもは本能的に便意を我慢してしまいます。すると直腸に溜まった便はさらに硬くなり、出すときにまた痛むという「悪循環」に陥ります。この状態では、無理に力ませたり叱ったりしても逆効果であり、むしろ「出すのは怖くない」という安心感を与えることが最優先となります。

    家庭でのケアにおいては、水分摂取量よりも「食物繊維」と「排便習慣」が鍵となります。脱水症状でない限り、水分を増やすだけで便秘が劇的に改善することは稀であると最新の研究でも示されています。それよりも、食後の胃結腸反射を利用してトイレに座る習慣をつけることや、足がしっかりつく踏み台を用意して排便しやすい姿勢を整えることが効果的です。

    もし生活習慣の改善だけで変化が見られない場合は、迷わず医療機関を受診してください。ガイドラインでは、溜まった便を一度取り除き、その後は浸透圧性下剤などの内服薬を用いて「柔らかい便を毎日スムーズに出す」状態を数ヶ月単位で維持することが推奨されています。

    「たかが便秘」と軽視せず、保護者が正しい知識を持って寄り添うことが、お子様の健やかな成長と健やかな腸内環境を守ることにつながります。

    便秘と腸内環境について、詳しくは以下を確認してください。
    ▶ 便秘と腸内環境・年齢別対策まとめ|子ども・女性・高齢者

    本記事は研究結果や一般的な知見をもとにした情報提供を目的としており、医療行為や治療を目的としたものではありません。症状がある場合は医師や専門家にご相談ください。

    便秘, 子ども

    菊正宗酒造乳酸菌研究開発チーム

    本記事は菊正宗酒造 乳酸菌研究開発チームによる監修のもと執筆しています。チームは長年の乳酸菌に関する基礎研究・学会発表を通じ、腸内環境・免疫応答・乳酸菌の働きに関する知見を蓄積しています。詳しい研究成果は 研究成果ページ をご覧ください。

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