くしゃみが止まらない…花粉・ハウスダスト対策に!
乳酸菌LK-117で内側から体質ケア
「くしゃみが止まらない…」「鼻がムズムズして集中できない」「夜も眠れないほど目がかゆい」――そんな季節の不調に悩まされていませんか?
春先のスギ花粉、秋のブタクサ、そして一年中つきまとうハウスダスト。現代人の多くが、アレルギー性鼻炎や花粉症による症状に悩まされています。マスクや空気清浄機、薬を使ってなんとかやり過ごしている人も多いでしょう。
しかし、そうした”外側からの対策”だけでは根本的な改善にはつながらず、毎年同じ苦しみを繰り返している方が少なくありません。
そこで今、注目されているのが “乳酸菌による内側からのケア”。特に、近年研究が進んでいる「乳酸菌LK-117」は、アレルギーに関わる免疫バランスを整える作用があるとして、大きな注目を集めています。
この記事では、花粉やハウスダストによるくしゃみや鼻水といったつらい症状の原因と、その対策としての乳酸菌の可能性について、詳しくご紹介します。
花粉やハウスダストが引き起こす「止まらないくしゃみ」
春や秋になると、決まってくしゃみや鼻水に悩まされる。それは、花粉が原因の可能性が高いです。特に春はスギやヒノキ、秋にはブタクサやヨモギなどが飛散し、多くの人がアレルギー反応を起こします。
一方、ハウスダストは季節を問わず存在するアレルゲン。布団、カーテン、カーペット、ぬいぐるみなどに潜むダニの死骸やフン、カビ、細かな繊維や皮膚片などが空気中に舞い上がり、鼻や目の粘膜を刺激します。
さらに近年では、花粉の季節をきっかけにアレルギー感受性が高まり、花粉シーズン以外でもハウスダストに過敏になる人が増えています。これは「感作(かんさ)」と呼ばれる現象で、アレルゲンへの曝露が免疫の過剰反応を引き起こしやすくなることを意味します。特に花粉症シーズンに体がアレルゲンに対して“過敏モード”に入っていると、それまで反応しなかったハウスダストにも強く反応するようになるのです。
これらの異物が体内に入ると、免疫システムが「異物を排除しよう」と過剰に反応し、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状を引き起こすのです。
アレルギー反応の発症メカニズムは、免疫細胞のひとつであるマスト細胞がIgE抗体と結合し、アレルゲンに再度曝露された際にヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出することにより引き起こされます。これにより、炎症が誘発され、鼻や目の粘膜に不快な症状が現れます。
このようなアレルギー症状は、日常生活の質(QOL)を大きく下げ、仕事や学業、睡眠にも悪影響を与えます。だからこそ、多くの人が根本的な対策を求めているのです。
アレルギー症状と腸内環境の関係
あまり知られていませんが、私たちの体内にある免疫細胞の約7割が「腸」に集中していると言われています。つまり、腸内環境と免疫機能は密接に関係しているのです。
腸内には、善玉菌・悪玉菌・日和見菌という3つのタイプの菌が存在し、そのバランスが崩れると免疫が過剰反応しやすくなります。腸内環境が悪化すると、免疫システムが「敵か味方か」の判断を誤り、花粉やハウスダストといった無害なものにも攻撃してしまうことがあります。
その結果、くしゃみや鼻水といったアレルギー症状が発生するのです。ですから、腸内環境を整えることは、アレルギー症状の緩和において非常に重要なアプローチとなります。
注目の乳酸菌「LK-117」とは?
日本古来の発酵食品から生まれた乳酸菌
乳酸菌LK-117は、植物由来の乳酸菌であり、日本古来の発酵食品から分離された株として、日本人の腸内環境に適応しやすいという特長を持ちます。
特筆すべきは、その「抗アレルギー作用」。研究において、LK-117がIgE抗体の産生を抑制することが示されています。IgE抗体が過剰に作られると、マスト細胞が活性化し、ヒスタミンなどの炎症性メディエーターが放出されます。LK-117はこのIgEの生成を抑えることで、アレルギー反応の根本を穏やかにする働きがあると考えられています。
さらに、乳酸菌には種類によって免疫を刺激する「Th1型」または「Th2型」に偏らせる作用が異なりますが、LK-117は過剰に傾いたTh2優位(アレルギー状態)を緩和し、Th1とTh2のバランスを整える方向に働くとされています。
なぜ米由来の乳酸菌は日本人に合っているのか?
LK-117が他の乳酸菌と一線を画す理由のひとつが、「米由来」という点です。日本人は古くから米を主食とし、味噌・漬物・ぬか漬け・甘酒など、米を使った発酵食品を通じて自然と植物性乳酸菌を摂取してきました。
この長年の食文化の中で、日本人の腸内環境は動物性よりも植物性、特に米由来の乳酸菌と親和性が高いと考えられています。実際、ヒトの腸内フローラの構成は食生活と密接に関係しており、長期的な食習慣が腸内細菌叢の構造を形成します。
さらに、米由来の乳酸菌は胃酸や胆汁に強く、生きたまま腸まで届く耐性を持つ株が多いのも特長です。これは「プロバイオティクス」の有効性において極めて重要な要素であり、腸内での定着率や機能性に直結します。
日本人にとってなじみ深い「米」から分離されたLK-117は、まさに日本人の体質に合った乳酸菌と言えるでしょう。安全性の面でも、長年食経験のある発酵原料由来であることから、日常的な摂取に対する安心感があります。
まず腸の健康を考えて
アレルギー対策の第一歩として注目したいのが、「腸の健康状態」です。腸は単に消化・吸収を担う器官ではなく、免疫機能の中心的な役割を果たす場所でもあります。
実際、全身の免疫細胞の約70%が腸に集中しているとされており、腸内環境のバランスが崩れることで免疫機能も乱れ、アレルゲンに対する過剰反応を引き起こしやすくなります。
特に、腸内の善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌のバランスが乱れると、免疫の「暴走」が起こりやすくなることが分かっています。これは、腸内フローラ(腸内細菌叢)の多様性が失われた状態でもあります。
腸粘膜には「バリア機能」があり、アレルゲンなどの外敵の侵入を防ぐ役割を持っていますが、このバリアが損なわれると免疫が過敏に反応し、アレルギー症状が助長されるのです。まず腸内環境を整え、免疫の「過剰反応」を抑える体内環境をつくることが、くしゃみなどのアレルギー症状における根本的な対策と言えるでしょう。
まとめ|くしゃみに悩まない体質を、内側から育てよう
花粉やハウスダストによるくしゃみや鼻水に悩んでいる方は多く、その症状は日常生活に大きなストレスを与えます。外からの対策に限界を感じているなら、内側からのアプローチ=腸内環境の改善に目を向けてみましょう。
その手助けとなるのが、乳酸菌LK-117。IgE抗体の調整という新しい切り口で、アレルギーの根本に働きかけ、腸と免疫の両面にアプローチする力を持っています。
「今年こそ、花粉やホコリに負けない私になりたい」そう思うあなたにこそ、科学的根拠に基づいた乳酸菌LK-117の力を、毎日の習慣として取り入れていただきたいと思います。