【結論】牛乳・乳製品アレルギーがあっても、乳酸菌そのものを摂れないわけではありません。ただし、乳酸菌を含む製品には乳成分(脱脂粉乳等)が原材料として使われているものも多いため、選ぶ際には原材料表示の確認が欠かせません。乳酸菌には動物性(乳製品由来)だけでなく、米・植物由来のものもあり、乳製品を避けたい方の選択肢の一つになります。本記事では、乳製品アレルギーがある方向けの乳酸菌の選び方を解説します。
検証:菊正宗酒造 乳酸菌研究開発チーム
研究成果一覧(LK‑117等)
菊正宗酒造総合研究所
「乳酸菌は体に良いと聞くけれど、牛乳アレルギーがある自分・子供は摂れるのだろうか」——そう疑問に思ったことはありませんか。牛乳アレルギーの基本的な表示の読み方については【牛乳アレルギー】乳の表示に惑わされない!乳酸菌の選び方で解説していますが、本記事では「乳酸菌サプリ・製品」を選ぶ際に、乳製品アレルギーがある方が気をつけたいポイントに絞って解説します。
乳酸菌=乳製品ではない
「乳酸菌」という名前から、牛乳や乳製品を連想する方が多いかもしれませんが、乳酸菌自体は「乳酸を作る細菌」の総称であり、必ずしも乳製品に由来するわけではありません。ヨーグルトなどでよく使われる乳酸菌の多くは動物性(乳製品由来)ですが、味噌・醤油・漬物・日本酒などの発酵食品には、植物由来の乳酸菌も存在します。
菊正宗が発見した米由来乳酸菌「LK-117」も、乳製品を原料としない植物性の乳酸菌の一例です。
乳酸菌サプリ・製品を選ぶときに確認すべきこと
原材料表示を必ず確認する
乳酸菌サプリや粉末製品には、乳酸菌そのものだけでなく、増量剤や賦形剤として「脱脂粉乳」「乳糖」などの乳成分が使われている場合があります。牛乳・乳製品アレルギーがある方は、パッケージの原材料表示・アレルゲン表示を必ず確認しましょう。
「乳酸菌」の由来を確認する
製品によっては、乳酸菌の由来(動物性か植物性か)が明記されている場合があります。米由来・植物由来を明記した製品は、乳製品を避けたい方にとって選びやすい選択肢の一つになります。
不安な場合は医師・アレルギー専門医に相談する
アレルギーの重症度は個人差が大きいため、自己判断で新しい製品を試す前に、かかりつけ医やアレルギー専門医に相談することをおすすめします。特に重度のアレルギーがある方やお子さんの場合は、慎重な判断が必要です。
乳製品を使わない発酵食品からも乳酸菌は摂れる
ヨーグルトや乳酸菌飲料以外にも、納豆・味噌・漬物・甘酒といった植物性の発酵食品から乳酸菌や関連する善玉菌を摂ることができます。乳製品を避けたい方は、こうした食品を日常に取り入れるのも一つの方法です。
発酵食品の選び方全般については、以下の記事も参考になります。
FAQ:よくある質問
- 牛乳アレルギーがあっても乳酸菌は摂れますか?
- 乳酸菌自体は「乳酸を作る細菌」の総称で、必ずしも乳製品に由来するわけではありません。ただし、市販の乳酸菌サプリ・製品には乳成分が原材料として使われている場合があるため、原材料表示の確認が必要です。米由来など植物性の乳酸菌を選ぶという選択肢もあります。
- 乳酸菌サプリを選ぶときに確認すべきことは何ですか?
- 原材料表示・アレルゲン表示を確認し、脱脂粉乳や乳糖などの乳成分が含まれていないかチェックすることが基本です。また、乳酸菌の由来(動物性か植物性か)が明記されている製品を選ぶと判断しやすくなります。
- 米由来の乳酸菌は乳製品アレルギーの人でも安心ですか?
- 米由来の乳酸菌は乳製品を原料としていませんが、製品によっては他の原材料(賦形剤等)に乳成分が含まれる場合もあるため、個別の製品の原材料表示を必ず確認してください。重度のアレルギーがある方は事前に医師に相談することをおすすめします。
- 子供が牛乳アレルギーの場合、乳酸菌製品を与えても大丈夫ですか?
- お子さんの体質や症状の程度によって判断が異なります。自己判断で新しい製品を試すのではなく、事前にかかりつけの小児科医・アレルギー専門医に相談したうえで検討してください。
- 乳製品以外から乳酸菌を摂る方法はありますか?
- はい。納豆、味噌、漬物、甘酒といった植物性の発酵食品からも乳酸菌や関連する善玉菌を摂ることができます。乳製品を避けたい方は、こうした食品を日常に取り入れるのも一つの方法です。
まとめ:原材料の確認と、由来を知ることが選び方の基本
牛乳・乳製品アレルギーがあっても、乳酸菌そのものを摂れないわけではありません。ただし、製品によっては乳成分が使われている場合があるため、原材料表示の確認は欠かせません。米由来など植物性の乳酸菌という選択肢も含め、自分の体質に合った製品を選びましょう。不安な場合は自己判断せず、医師に相談してください。
乳酸菌全般の働き・選び方については、以下で詳しく説明しております。
▶ 乳酸菌・プロバイオティクス完全ガイド|効果・選び方・安全性
本記事は研究結果や一般的な知見をもとにした情報提供を目的としており、医療行為や治療を目的としたものではありません。アレルギーの診断・治療については必ず医師にご相談ください。









